アラフォーおひとりさま独女の海外生活

日本では負け組(?!)のアラフォー独身女が、日本を脱出してカナダのバンクーバーで自分の居場所を見つけた。西海岸のんびりライフ、海外から見た日本などを綴ります。英語の勉強方法、海外留学や移住に関する情報共有も。

カナダ色に染まる日本人

郷に入っては郷に従え、朱に交われば赤くなる、とはよく言ったもので、カナダに留学などで長期間滞在している日本人もカナダナイズされてくる。だいたい3つの形態を経て変わっていくようだ。

 

第一形態

カナダに来て1~2ヶ月経ち、生活にだいぶ慣れてきた頃、カナダナイズド第1の変化が現れる。一言でいうと「ラフになる」。

 

服装やメイク、持ち物の変化

ハッキリ言って、バンクーバーで暮らす人々はそれほどお洒落ではない。洋服の色のチョイスは適当だったり、服が少し汚れていても、穴が開いていても気にせず着ている人が結構いる。基本的にTシャツ&ジーンズの様なカジュアル系で、気合を入れてお洒落している人はあまりいない。そんな環境だから、日本からやってきた日本人もだんだん外見に力を入れなくなってくる(笑)よく「カナダ留学に来るとダサくなる」と言われるが、その所以はココにある。

 

  • 見た目重視のオサレな洋服 → 機能重視のカジュアル系(アメカジ)
  • ハイヒール、革靴 → スニーカー、ぺたんこ靴
  • ブランド物のバッグ → ナイロン製のバックパック
  • ばっちり気合いメイク → ほぼノーメイク(眉毛を書くぐらい)
  • 折り畳み傘を常備 → 雨が降っても傘は差さない。ゴアテックス (Gore-Tex) 製の防水ジャケットを羽織るだけ
  • 男子の場合、スケボー(最近はロングスケートボードが多い)というアイテムをGETする。

 

日本で生活していると、いつどこで誰に見られても良いよう服装やメイクに気を抜けなかったりする。近所のコンビニですらメイクして出かける女性もいるとか。ヘンテコな服装で歩いているのを知人に見られたら、陰でコソコソ言われてしまう。

 

カナディアンは個人主義傾向が強いので、他人が何を着ようと、どんなメイクをしようがとやかく言わない。ダサイ服装だろうが、パリっとお洒落な格好をしようが、それは人それぞれ。その人が好きで着てるんだからいいんじゃない?といった感じ。肩の力を抜いて生活できるのだ。(結果、日本人はダサくなる)

 

性格の変化

のんびり穏やかなカナディアンに交じって生活していると、日本人の性格もおおらかになって来る。いい意味でも、悪い意味でも。細かい事は気にしない(気にしても仕方ないという諦め)、時間にルーズ(時間通りに来ても誰もいない)になる。東京で生活していた頃は常に時間に追われていて、性格的にもカリカリしていたように思う。

 

本音と建て前の使い分けが上手な日本人だが、カナダで生活しているとその使い方が分からなくなってくる。というか、使い分ける必要が無くなる。ここでは思ったことは口に出して言わないと誰も理解してくれないし、誰も空気を読んでくれない。ムカつくことがあってもグッと耐えてしまう奥ゆかしい日本人も、カナダに来たら性格的に強くならざるを得ない。カナダ気分のまま日本に帰国すると「なんか性格キツくなった?」と言われてしまうので要注意だ。

 

第二形態

カナダ留学に来る10代、20代の若者たちの中には、カナディアン(というかアメリカ文化)に感化され、身も心も西洋色に染まる者が出てくる。外見的に派手になる。

 

  • 髪をパープル、グリーン、ピンクのような色に染める
  • 髪型をサイドを刈上げたツーブロックにしたり、編込みを入れたりする
  • メイクもドギツイ濃い色のリップやアイシャドウを入れる

 

カナダ出身の人気ポップスター、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)を想像してもらうとイメージが湧きやすいかな。日本の有名人だとEXILEとかそれ系?

 

日本では、派手な髪色&髪型は学校やバイト先で禁止されていたりでできないことも多いだろうし、せっかく親元を離れての海外生活なら、少しぐらい羽目をハズしてみてもいいんじゃない?普段できないことにチャレンジできるのも海外留学の魅力だよね。私ももっと若かったら、髪色ぐらいは挑戦してみたかったな...とは思う。

  

第三形態

このレベルに達する人は、もうカナダに骨を埋める覚悟ができた人なのであろう。現地で彼氏/彼女ができ、それらの人に影響されている人が多いように思う。ここまでやってしまうと、もう日本に帰って就職はできまい...とおばさんは心配になってしまう。

 

  • TATTOO(タトゥー)を入れる
  • ピアスの穴を拡張する(耳に大きな穴が開いている)
  • ボディーピアスを開ける(痛そう)

 

私自身も、肩とか足首辺りに絆創膏で隠れるぐらいの小さなタトゥーなら入れてみたいなと思う。でもなぁ~日本に帰ったら温泉入りたいしなぁ~、などと躊躇っていて、いまだ実行はしていない。タトゥーを入れてしまうとMRI検査ができなくなるというのも地味に怖いなと思う。

 

カナダで生活していると、みんな当たり前のようにタトゥーを入れているので、日本人が何故それほどまでにタトゥーに偏見があるのか不思議になってくる。確かに筋者の方の和彫り(登り龍とか)だとビビるけど、洋風(?)のタトゥーなら別に温泉やプールに入れてもいいんじゃないかと思うんだが?肩に可愛らしい猫のタトゥーの入ったお姉さんと、向こう側の景色が見えるほど大きな穴のピアスのお姉さんなら、後者の方がよっぽど近寄り難い。しかし温泉はタトゥーはダメで、ピアスはOKなんだよね。うーん、矛盾を感じる。